コブラ ザ・サイコガン 前後編
それはまぎれもなく奴さ!
コブラの大判カラー版 ザ・サイコガンを入手しました。
原作者 寺沢武一氏の作品はメディアファクトリーに移籍して発売されていますが、これは集英社版です。
最初にメディアファクトリーの白黒廉価版を読んだのですが、冒頭が移籍前後で内容が変わっていました。
・情報屋に自分の情報を売られたコブラが、刺客のハンマーボルトジョーと再戦。
コブラのサイコガンを見たバーの客が、コブラが整形して生きていたことを知る。
・手配書に載っている整形前のコブラを見て余裕をかましていた殺し屋3人(内1名は第1話で死んだバイケン)、 しかし整形後のコブラに挑発されまとめてサイコガンで撃ちぬかれる。
メディアファクトリー版はコブラが記憶を取り戻すきっかけとなったバイケンが生きているのでパラレルワールドの扱いでいいんでしょうか、それとも実は撃たれたが生きていた?又はスターシステムのそっくりさん?
だが整形後の顔を知っているのに、整形前の写真で談笑するのはおかしいので仕切り直し+OVAに合わせた修正でしょう。
デジタル作画+無機物系はフルCGで特にCGのオナ…クリスタルボーイは美しいです。
カラーになったことで情報量が増え、より描写を理解しやすくなるのはカラー版の利点です。
OVA版は昔と違ってマンガに忠実なゆったりした展開、昔と今の表現方法の違いですがどちらかといえば昔の粗さをテンポと作風で補うほうが見ごたえがありました。
出版社で内容が違うのでメディアファクトリー版も入手したいと思います。